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幼馴染「毎朝起こすの大変なんだけど……」


幼「毎朝起こし始めて10分は起きないのはどうかと思うの」

男「そうだなー」

幼「他人事みたいに言ってるけど、あんたのことだからね?」

男「毎朝助かってるよ」

幼「……なんか軽い…」

男「こんな美人な幼馴染に毎朝起こしてもらえるなんて俺は幸せだ」ナデナデ

幼「そっそこまで言うなら……」

男「相変わらずちょろい…可愛い」

幼「ってだめ!毎回それで何とかなると思わないで!」

男「おぉ!今日は抵抗した!」

幼「そうやって頭なでて適当に誤魔化しとけば何とかなると思ってたでしょ!」

男「実際なんとかなってたからな」

幼「ぐ……で、でも!他の子とかには通じないでしょ!」

男「試したことがないから何とも……」

幼「そうなのっ?」パァッ

男「試してみるか?」

幼「だめっ!だいたい女の子の髪の毛はそんなに気やすく触っていいもんじゃないんだよ!」

男「そうなのか……」

幼「そうなのっ!」

男「なら今後は幼も撫でれないなー」

幼「えっ」

男「残念だ、気安く撫でさせてくれる子を代わりに探して……」

幼「えっ……代わり……」

男「いや冗談だからそんな本気で落ち込むなよ」

幼「……」

男「幼?」

幼「うあああああ!いつもいつもそうやって!男はっ!」

男「おぉ?!落ち着け幼!地味に痛いから!」

幼「むぅ……」

男「悪かったって」

幼「思ってないでしょ!」

男「いや思ってるぞ?」

幼「じゃあなんで!」

男「ん?」

幼「なんでいつもみたいに悪かったって言うとき撫でてこないの!」

男「えっと……撫でられたいの?」

幼「うっ……そうじゃないけど!何でいつもと違うのかって!」

男「いや、女の子の髪の毛は気やすく触っちゃだめとか言われると触りにくくてな」

幼「私はいいの!」

男「そうなのか」

幼「むしろ私しかだめだからっ!」

男「可愛いな……」

幼「わかった?」

男「はいはい」

幼「むー……」

男「まだなんか怒ってんの……?」

幼「んっ!」

男「……ん?」

幼「なんで結局撫でてくれないのっ!わかりやすいように頭向けたのに!」

男「あっそういう流れだったのか」

幼「そんなだから彼女出来ないんだよ!」

男「お……おう……」

幼「あっ……えっと……」

男「幼さんはたまに容赦ないですね」

幼「うわ!ごめん!悪かったから!敬語はやめて!」

男「誰かこんなんでも拾ってくれる人いないかな……」

幼 チラッ

男「幼はないしな」

幼 イラッ

男「本人にダメ出しされてるようだと厳しいよなー」

幼「確かにそのままじゃ厳しいかもね……」

男「そうだなー」

幼「まずは朝ちゃんと起きることからだねっ」

男「ふむ……」

幼「明日からはちゃんと起きてよ」

男「それなんだがな幼」

幼「?」

男「いや、毎朝で幼も大変だと思うから」

幼「ま、待った!」

男「お?」

幼「何か嫌な予感がするっ!」

男「いや幼にとっては良いことだと」

幼「だめっ!」

男「おぉ?」

幼「私に起こしに来なくて良いって言うんでしょ?」

男「いや……」

幼「それで代わりに別の子に毎朝起こしてもらうようになって二人はそのまま……」

男「いやそれはないだろ」

幼「そんなの絶対だめだからね!男を起こすのは私の仕事だから!絶対やめないから!!!」

男「いや、やめられると困るからそれは助かるけど……」

幼「えっ」

男「幼はたまに暴走するよな……」

幼「えっえっ?」

男「人の話はちゃんと聞こうな?」

幼「はい……」

男「じゃあまた明日……」

幼「待って」ガシッ

男「そろそろ寝ないとまた迷惑かけるから、な?」

幼「それは困るけど……」

男「と、いうわけでおやすみっ」

幼「だめです逃がしませんっ!」ガッシリ

男「わー!わかったから!抱きつくな!」

幼「……」

男「俺としてはもう安心だし下手なこと言わない方が良いしで……」

幼「……」

男「ごめんなさい……ちゃんと言うから離してくれませんか……?」

幼「抱きつかれるの、嫌なの?」

男「いや、嫌とかじゃなくな?」

幼「抱き付くな!はちょっと傷ついたなー」ギュッ

男「えっと……いや悪かったからとりあえず離れよう?」

幼「ちゃんと言うまで離しません」

男「うちと違って親いるんだから来たら勘違いされるだろ?」

幼「男がさっさと話せば問題ないです」

男「う……いやでも冷静になるとこれはな……」

幼「いいの?このままだと帰れないよー?」

男「耳元でしゃべるな!」

幼「ふぅー」

男「ひっ」

幼「へへへー弱点発見!」

男「これ以上は色々まずい……」

幼「えへへー」

男「幼?」

幼「なにー?」

男「えーと……そろそろ怒るぞ?」

幼「えっ……ごめん!」パッ

男「やっと離れたか……」

幼「えっと……ごめんね?その……そんな……怒るほど嫌だと思わなくて……」

男「えっ?あれ、いや違うぞ?嫌だったとかじゃなく!」

幼「うぅ……」

男「ほら、あんなんおばさんに見られたら来づらくなるだろ?」

幼「むしろお母さんなら歓迎する気もするけど……」

男「いやそうなるとなおさら俺が来づらいからな?」

幼「じゃあ怒ってないの?」

男「怒ってないぞ?」

幼「明日も起こしにいっていい?」

男「それはむしろ来てもらわないと俺が困る」

幼「良かった……」

男「おう」

幼「それで……」

男「ん?」

幼「やっぱりさっきのは教えてくれないの……?」

男「あー……」

幼「嫌ならもう無理には聞かないからっ!」

男「いや、怒ってないからな?ちょっと脅かしただけで……」

幼「でも怒らせたくないし……」

男「何でそんなに……」

幼「だって……喧嘩して起こしにいけなくなると…」

男「ん?」

幼「あの時みたいに……」

男「あの時?」

幼「仲直りしようと思って家にいったら知らないお姉さんがいて…」

男「あー……」

幼「もうあんなの嫌だからねっ」

男「どうも自分で起きるのは不安だから親戚に頼んで……ってこれはもうその時言ったか」

幼「でももう喧嘩もしたくないし!起こしにいけない間に他の人に頼まれるとか嫌だから!」

男「でもいつまでも幼に頼るわけには行かないよなー、そのお姉さんももうこないだ結婚したし」

幼「そうなのっ?」

男「んー、何だかんだ憧れのお姉さんだったからちょっとショックだったなー」

幼「そうなの……」

男「まぁちょっとそれも関係あるんだが」

幼「ん?」

男「さっき言ってたやつ」

幼「教えてくれるの?」

男「おう、でもそんな大した話じゃないぞ?」

幼「それを決めるのは男じゃなく私です!」

男「そうか……じゃあ」

幼 ワクワク

男「例のお姉さんが起こしてくれてたときさ」

幼「うん……」

男「一日目にまぁ例によってなかなか起きなくてな」

幼「誰が起こしてもそうなの……」

男「んで、次の日は起きなかったら……」

幼「起きなかったら?」

男「キスすると……」

幼「?!」

男「嫌なら起きろって言われて」

幼「待って!じゃあキスしたの!?あの人と!」

男「いや、起きてから聞いてもはぐらかされたからわからんけど……まぁしてないだろ、からかっただけだろうし」

幼「……」

男「それでな……って幼?大丈夫か?」

幼「私は毎日我慢してるのに……」ブツブツ

男「おい!幼!!!」

幼「はっ!」

男「大丈夫か、なんかブツブツ言ってたけど」

幼「ごめん、もう大丈夫です!」

男「ならいいけど…まぁそんな感じで幼も大変ならなんかそういう罰ゲームというか、起きなかったらイタズラしていいみたいな」

幼「チューしていいのっ?」

男「いや、それは幼にメリットがないだろう……」

幼「……」

男「まぁなんか落書きしたりとか?何でも良いんだがなんか起きなかったときのペナルティでもあると俺も気を付けるし幼もその方が良いかなーと」

幼「なるほど……」

男「やっぱ幼にメリットがなさ過ぎるか。やめとこう」

幼「だめ!やろう!」

男「え……」

幼「つまり寝てたら何しても良いんでしょ……?」

男「いや、なんか幼、気合入り過ぎてて怖いんだけど……」

幼「そんなことないよ?でもお姉さんがそんなことしたならこれだけ毎日起こしてる私も何かしないと不公平じゃない?」

男「そうだな……?いや、そうなのか……?」

幼「そうなの、というわけで明日から起きないと何されるかわからないからね?」

男「お……おう……」

幼「あー起こすの楽しみになってきたなー」

男「それならいいんだけど……やっぱなんか怖いぞ?」

幼「気のせい気のせいーほら、もう寝ないで大丈夫?」

男「そうだな……そろそろ帰るか」

幼「じゃあ明日、ちゃんと寝ててね?」

男「いやちゃんと起きてねだろっ?!」

幼「そうだった……!」

男「じゃあおやすみ……」

幼「うん、おやすみー」



幼「えへへ……何でもしていいって……」

幼「何でもって……ずっと我慢してたチューとか……そこまでいかなくても抱き付いたり…」

幼「今日はどさくさで抱きつけたけどなんかその後のショックであんまり覚えてないし…」

幼「でも男はもうファーストキスじゃ……」

幼「いや、からかわれただけって言ってたし!大丈夫だよねっ!」

幼「あー楽しみだよー!」ソワソワ


幼「で……」

男「おぉ、おはよう」

幼「なんで起きてるの……?」

男「いやー、昨日の幼の様子が不穏すぎてな、目が覚めた」

幼「そんな……」

男「いやーでもこれで明日からもちゃんと起きれそうだなー、良かった」

幼「良くないよ!」

男「なんでだっ?」

幼「ぐぬぬ……明日からも!」

男「おう……?」

幼「明日からもこのルールで行くからねっ!」

男「おう、これなら寝坊もせず幼に迷惑もかけずにすみそうだ」

幼「……」


次の日

幼「おはよー」コッソリ

男「おはよー」

幼「!?」

男「いやー今日も起きれた」

幼「何で……」

男「ん?」

幼「何で起きてんのー!!!」

男「えっ?ダメだったのか?!」

幼「そんなに私のちゅーが嫌かー!!!」

男「落ち着け幼!そしてちゅーってなんだ?!」

幼「起きなかったらちゅーしていいって言ったじゃん!!!」

男「え?あー……いや別に何でもとはいったけどそんなキスにこだわらなくていいんだぞ?」

幼「こっちが必死に我慢しながら起こしてた時は全然起きなかったのに!」

男「我慢……?」

幼「あ……」

男「?」

幼「そうだよっ!我慢してたんだよ!ずっと!無防備に好きな人が寝てるのに何もできないんだよ!毎朝!大変だと思わない?!」

男「お、おう……いや、一回落ち着こう幼」

幼「だめっ!今落ち着かせないで!もういっそこのまま楽になりたいの!」

男「いやだから落ち着け!俺がついていけない!」

幼「落ち着いたってついて来てくれるかはわからないじゃんっ!」

男「それはそうだけど…えっと…幼って俺のこと好きだったの?」

幼「バカだバカだとは思ってたけどほんとに気づいてなかったの?!あんなにアピールしてたのにっ!」

男「えっ……いつ……」

幼「例えば寝てる時こっそり手を握ってみたり……顔を近づけてみたり……匂いかいでみた……って寝てちゃダメじゃん!私!」

男「落ち着けよ」

幼「なんでこんな重要なことに今まで気づかなかったの……」

男「……バカ?」

幼「うあー!いっそ殺してー!」

男「早まるなー!」


幼「……」

男「落ち着いたか?」

幼「落ち着く前に楽になりたかったよ……」

男「まあそう言うなって……」

幼「うぅ……これからどうすれば……」

男「それを決めるために落ち着かせたんだよ」

幼「……」

男「えっと……幼は俺のこと好きなんだよな……?」

幼「う……はい……」

男「そうか」

幼「気づかなかった?」

男「いや、そりゃ全くと言えば嘘になるけど……そこまで自惚れられないというか……」

幼「そうだよね……寝てる時しかアピールしてなかったんだもんね……」

男「そうだな……」

幼「最近はむしろ起きてたら怒ってたし……」

男「あー……」

幼「もういっそ寝てる男が好きなのかな……私……」

男「それは困るっ!」

幼「えっ」

男「あっ……」

幼「えっ、これってちょっと期待しても良いの……?!」

男「まあ……うん」

幼「ほんとに……?」

男「……ほんとに」

幼「ちゃんと言って?」

男「あー……」

幼 ドキドキ

男「えっと……その……俺も幼のことが好きだ」

幼 カァァァァァ

男「その……両想いってことでいいんだよな?」

幼「もちろんっ!」

男「起きてても?」

幼「むしろ起きててくれなきゃ困るよっ!」

男「そうか……」

幼「えっと……じゃあ……」

男「待った、ちゃんと言うから」

幼「はい……」

男「幼、好きだ。俺と付き合って欲しい」

幼「うん…!うんっ!」グス

男「泣くほどなのか…?」

幼「だってずっと、もう自分でもいつからか忘れるくらいずっと好きだったんだよっ?」

男「そうなのか……そう言われるとなんか照れるな……」

幼「えっと……男は?いつから私のことを……」

男「んー……あー、俺も覚えてない」

幼「え?」

男「気づいたら好きだった」

幼「そうなの?」

男「おう」

幼「でも、憧れのお姉さんとか……」

男「憧れと好きは違うし、お姉さんはお姉さんだろ」

幼「なんか納得できない……」

男「心配しなくてももう向こうも結婚してるんだし」

幼「心配とかじゃないっ!」

男「ヤキモチ?」

幼「違うっ!!!」

男「可愛い……」

幼「うぅ……」

男「で、幼」

幼「ん?」

男「俺が寝てたらキスするつもりだったんだっけ?」

幼「えっ……あっ……いや……えっと……」

男「なんで今さらそんな慌てるんだよ」

幼「だって恥ずかしいじゃんっ!」

男「そうかそうか」

幼「むー……」

男「じゃあ、するか?」

幼「えっ」

男「付き合ったんだし寝てなくても、したかったらしたいことしていいんだぞ?」

幼「いいの…?」

男「むしろ俺がしたい」

幼「っ……//」

男「だめ?」

幼「だめじゃないっ!けど!なんかその……ムードとか……」

男「寝込み襲おうとしてたやつのセリフか……?」

幼「うるさいっ!」

男「ははっ、じゃあ今回はやめとくか」

幼「えっ……」

男「ん?」

幼「してくれないの……?」ウルウル

男「そのくらいで泣きそうになるなよっ?!するからっ!」

幼「良かった……」

男「幼はほんとに、落ち着きがないというか……」

幼「だって……」

男「まぁ……じゃあするぞ?」

幼「うん……」ドキドキ

男「えっと……初めてでよく分からないんだけど…じゃあ目つむって」

幼「初めてなのっ!?」

男「何だよ……悪かったな!」

幼「悪くない!全然悪くない!むしろ良い!」

男「そうなのか……?」

幼「男は私が経験あった方がいいの?」

男「……絶対やだ」

幼「うっ……そこまではっきり言われると//」

男「そうか……あーでもキス自体は初めてじゃないかもしれないのか……」

幼「そうだね……お姉さんに……」

男「わー、そんないじけるなって!大丈夫!多分初めて!少なくとも俺からするのは絶対初めてっ!」

幼「なら……まぁ許す」

男「ありがと」

幼「もう私しかダメだからねっ!」

男「わかってるよ」

幼「男は無防備だから心配なんだよ」

男「大丈夫だって、無防備って言っても襲うやつなんか……」

幼「……」

男「あー……」

幼「うぅ……」

男「目つむって」

幼「こんな空気でっ?!」

男「いや、なんか思い出して恥ずかしそうにしてるのが可愛くて……」

幼「うぅ……わかった……」

男「いくぞ……?」

幼「うん……」ドキドキ


幼「男ー!起きろー!起きないと……」

男「んー……おはよう」

幼「だから何で起きてるのー!!!」

男「いや、毎朝起こすの大変って言われたからちゃんと起きるように頑張って」

幼「もうそれはいいのっ!」

男「いいのか?」

幼「好きな人を起こすのが嫌なはずないでしょっ」

男「じゃあなんで大変って……あー」

幼「言ったでしょ……我慢してたって……」

男「なるほどね」

幼「だからむしろ寝ててくれないと私が好きに出来ないから寝ててっ!」

男「それこそもう良いんじゃ……」

幼「何で?」

男「起きてても我慢しなくて良いんだぞ?」

幼「っ!」

男「むしろ起きてる時にして欲しい」

幼「いいの……?」

男「そりゃ、付き合ってるんだからなぁ?」

幼「そっか……えへへ……そっかぁ」

男「にやけすぎだろ」

幼「しょうがないじゃんっ!その……付き合ってるとか……照れるし……」

男「そうか…」

幼「男だって顔赤いじゃんっ」

男「そりゃそんだけにやけられたらな…」

幼「えへへ……あー、でも……」

男「ん?」

幼「やっぱり寝てる時に好きなことしていいなら一回くらい寝てて欲しいな……」

男「そういやそのルールにしてからはちゃんと起きてたんだな、俺」

幼「そうだよ!」

男「まぁとりあえず学校行くぞ!準備するから下いろ」

幼「はーい……」

男「あー」

幼「なに?」

男「明日からは……」

幼「うん」

男「もうちょっと早く起こしに来てくれても、いいぞ?」

幼「!」


おわり
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すかい

Author:すかい
新しいものほど良くなってる。

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