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幼馴染「今年のバレンタインは何もありません!」 男「そんな…」


幼「(ふふふ…これで一つも貰えなくてがっかりしてる男にサプライズで渡せば…!)」

男「なんでだ?」

幼「えっ」

男「毎年くれてたのになんで今年は無いんだっ!?」

幼「えっ、えーと…」

男「……」

幼「今年のバレンタインは…喪中だからっ!」

男「……」

幼「(…流石にダメかな…?)」

男「うおおおおおお喪中ってバレンタインにも適応されるのかああああ」

幼「(男が馬鹿で良かった……良かったのかな?)」

男「なんてことだ」

幼「そんなにショックなの?」ニヤニヤ

男「あぁ…実はな」

幼「(なんだろ?毎年にたのしみにしてたとか…?)」ワクワク

男「幼が絶対くれると思ったから男友と賭けをしててな…」

幼「あっ…そう…」

男「うおおおお、一つも貰えなかったら明日から俺のおかずが一つ減る!一ヶ月も!」

幼「相変わらず仲良さそうだね…」

男「いや…あいつは平気でハンバーグ定食からハンバーグを持っていく血も涙もない人間だ!」

幼「……そっか…」

男「おおおおおー幼以外にもらう当てなんかないぞ!どうすれば!」

幼「へ、へぇーそうなんだ?」

男「こんなことなら昨日のうちにクラス中に頼んどくべきだった…」

幼「昨日のうちに言わないで良かったよ…」

男「いや!今からでも遅くない!」

幼「えっ」

男「でも今から普通に頼んだんじゃ貰えるとは思えない!」

幼「そうだよね」ホッ

男「女装しよう!」

幼「何でそうなったのっ!?」

男「いや、友チョコってあるだろ?」

幼「あるね?……まさかっ」

男「女装すれば友チョコってことでみんなから貰える!」

幼「待って何で当然のように鞄からウィッグが出てくるの?!」

男「こんなの男としては当然嗜みだろ?」

幼「そんな嗜みは幼馴染に持ってて欲しくなかったよ…」

男「紳士たるもの常に万全を喫していないとな」

幼「…でも、友チョコだとその場で返すものもないとだよね…?」

男「うおおおおおおおおそっちの準備はしてなかったああああ」

幼「むしろ何で女装の準備はしてたのかをもうちょっと問いただしたいけどね!」

男「くそう…俺のおかずが…」

幼「え、えーと…大丈夫だよ?」

男「幼が喪中じゃなければ…」

幼「いや、きっと貰えるからっ、大丈夫だって」

男「そうか?」

幼「うん」

男「そうか!」

幼「えっ、なにっ」

男「きっと幼には友チョコがたくさんくるだろ?」

幼「あ、うーん…多分?」

男「でも幼は喪中だから受け取れないと」

幼「えっ…あっ!」

男「その余ったチョコを頼み込んで貰えばいいんだ!」

幼「だめっ!」

男「お、おう…駄目なのか…」

幼「えっと、そうだ!喪中でも受け取るだけなら問題はないからさっ、ねっ?」

男「そうなのか…そうなのか……」ガクリ

幼「でもほら、ちゃんと貰えるから、心配しないで大丈夫だって」

男「おう…そうだな…そうだな!」

幼「急に元気になったね」

男「元気にしてればもらえる気がして来て元気になってきた!」

幼「えーと…うん、そうだね?」

男「おう!」

・・・

男「さぁ、まずは定番!下駄箱!」

幼「さすがにそれはないんじゃないかなー…」

男「いや!信じるものは!」

幼「救われなかったね…」

男「……」

・・・

男「だが諦めない!」

幼「もう教室ついたけど…」

男「直接渡すのは恥ずかしいから早めに教室に来て予め机にいれて置くのも定番中の定番」

幼「なるほど」

男「ほらっ!この通り」

幼「教科書しかないね…」

男「……」

・・・

男「かくなる上は…」

幼「今度はどこ?」

男「保健室か生徒会室には常にお菓子が」

幼「それはもらった数にカウントしていいのかな…?」

男「会長から…は無理か…」

幼「保険の先生は男だしね」

男「……」

・・・

男 「うおおおおどうすればいいんだああああ」

男友「よぉー、どうだ?貰えたか?」ニヤ

男 「見たらわかるだろっ?」

男友「あれ…幼ちゃんからはどうしたんだよ」

男 「幼はな、喪中なんだ…」

男友「喪中…?」

男 「そう、喪中…」

男友「そ、そうか、まぁ、元気だせよ?」

男 「うおおおおこのままだとほんとに毎日ハンバーグがなくなる!」

男友「0ならメイン、1ならその他、それより多かったらお前の勝ちだからな」

男 「くっ…」

男友「しかし…」

男 「なんだよ」

男友「幼ちゃんのがないとなると俺の計算は狂うかもしれない…」

男 「なんだよ、ハンバーグより横のポテトサラダが狙いか!変態め!」

男友「なんでポテトサラダ好きなだけで変態呼ばわりされなきゃいけねーんだ!」

男 「うおおおおおお誰か恵んでくれえええ」

女1「何してんの」

男 「おお!チョコをくれ!」

女1「会って第一声がそれなの…去年までは幼ちゃんから貰ってるから間に合ってるとか言って受け取らなかったのに」

男 「幼はな、喪中なんだ…」

女1「喪中…?よくわからないけど欲しいならあげるわよ」

男 「ほんとかっ!?」

幼  ガタッ

男友「やっぱり…」

女1「去年まではあんたが受け取らなかっただけでしょ?誰に渡すか分からないんだから頼まれて断るような量で来ないわよ、最近の女の子は」

男 「そうなのかあああ」パアアァ

幼 「そうなのかあああ」パタリ

女1「ほれ」

男 「うおおおおおおありがとう」

女1「今年は受け取ったんだからお返し、期待してるわよ」

男 「おう!ハンバーグでいいか?」

女1「いや、ハンバーグはいいわ…」

男友「やっちまったなー…」

幼 「やってしまったー…」

女2「え、なになに、今年は欲しいの?」

女3「幼ちゃんから貰えなかったのかー寂しいなー」

女4「ほれほれ、これあげるからホワイトデー、なんか持って来いよー?」

男 「おおおおお、こんなに!うおおおおお」

男友「一ヶ月ポテトサラダ定食か…」

男 「ハンバーグがなくなるだけでポテトサラダは増えないけどな」

男友「うっせぇ!現実逃避くらいさせろ!」

・・・

男「良かったー!たくさん貰えた!」

幼「そうだね…」

男「これで俺のハンバーグ定食は安泰だ」

幼「そっか…」

男「あーそうか、喪中だとあんまり盛り上がれないのか?」

幼「何かほんとにそんな気分だよ」

男「そうか、悪いな」

幼「うん…」

男「でもなーやっぱ幼から欲しかったなー」

幼「そんだけもらっといて?」

男「んー、なんというか幼のがないと落ち着かないわ」

幼「ふーん?」

男「実際去年までは幼のがあったから他のは要らないって感じだったしな」

幼「実際にクラスで私のがあるから要らないって言われたときは恥ずかしかったけどね…」

男「そうだったのか」

幼「そうだよっ」

男「じゃあ受け取った方が良かったかー」

幼「それはっ…」

男「まぁどっちにしても来年は期待してるからなっ!」

幼「あ、あのさっ」

男「ん?」

幼「えーと…今年の分、実は渡せるって言ったら…欲しい?」

男「喪中は?」

幼「喪中はお終い!」

男「そうなのか」

幼「そうなんです」

男「くれるなら欲しいに決まってる!」

幼「じゃあ…!」

男「しかし」

幼「何?」

男「何で今年は無しにしてたんだ?」

幼「だからもちゅ」

男「それは終わったんだろ?」

幼「…ばれてたのっ?」

男「ふっふっふ…様子がおかしいなと思って調べてたんだよ」

幼「あー…」

男「バレンタイン 喪中 検索」

幼「ググったのね…」

男「バレンタインの歴史とか出てきた…」

幼「幼馴染が一つ賢くなって良かったよ…」

男「で、なんで幼は今年渡さないつもりだったんだ?」

幼「それは…」

男「それは?」

幼「うぅ…」

男「まぁいいか」

幼「待って!もうちょっと興味持ってよっ!!!」

男「でも結局くれるんだろ?」

幼「そうだけどっ!」

男「くれるならいいかなーって、今年は何だろなー楽しみだなー」

幼「やっぱりあげるのやめようかな…」

男「何で今年はなしにしたのかすごく知りたいです!」

幼「はぁ…もういいよ」

男「そういえば」

幼「ん?」

男「お返しは何が良いんだ?」

幼「貰ってもないのにそんなこと考えてるの?」

男「いやー今年はいつもと違ってお返ししないといけない人多いからなー」

幼「あー…そう」

男「まぁ幼はみんなと別で何かするけどなー」

幼「そうなのっ?」

男「一緒の方がいいか?」

幼「そんなことないですっ!」

男「そうか、でも何がいいかねー」

幼「皆にはお菓子でも作ればいいんじゃないの?」

男「お菓子なんて作ったことないけど爆発しないかな」

幼「大丈夫…ちゃんと見るから」

男「手伝ってくれるのか!」

幼「私も今年は作るからついでにね」

男「おおおー!そしたら幼へのお返しはさらに奮発しなきゃだな」

幼「何してくれるの?」

男「何が良いんだ?何でもするぞっ!」

幼「何でもするのっ?」

男「おう!何でもするぞ!」

幼「じゃあさ…その…」

男「おう」

幼「それ、一ヶ月後じゃなくすぐでもいい?」

男「おう!何でもいいぞー」

幼「よし…」

男「今年は何作ったんだだろなー、楽しみだ!」

・・・

幼「はい」

男「おおおー毎年ありがとう!」

幼「今年は初心に戻ってチョコレートにしました」

男「幼が作ったなら何でも上手いんだろう!」

幼「だといいけど…」

男「じゃあさっそく…」

幼「待った」

男「ん?」

幼「さっきお返しは何でもいいって言ったよね?」

男「おう」

幼「すぐでもいいとも言ったよね?」

男「食べる前に要求するのかっ?」

幼「食べ方を要求するのっ!」

男「あっ!持ってくなよ!まだ食ってないのに!」

幼「うるさい、ちょっと待つ!」

男「先に食べるのかっ!」

幼「んー///」

男「チョコくわえてどうしたんだ?」

幼「んー!」

男「まさか…」

幼「んっ!!!」

男「何かそうしてるとアホみたいだな」

幼「早く食べてよっ!」

男「うおおおおお一個目なくなったああああ」

幼「早くしないと全部なくなるからねっ!」

男「何だと…」

幼「んー!」

男「でも流石に…」

幼「んーっ!んーっ!」

男「ほんとに良いのか?」

幼「んっ」コク

男「うおおおおおでも恥ずかしいぞこれは!」

幼「乙女か!こっちだって恥ずかしいんだから早くしてよっ!」

男「うおおおおお二つ目まで!」

幼「早くしてよっ?」

男「待て幼」

幼「な、何っ?」

男「さすがにこれは付き合ってもない男女がやるのはどうなんだろう?」

幼「う…それは…」

男「でも俺はチョコが食べたい」

幼「えっ」

男「ということで」

幼「えっ、何?」

男「好きだ幼、付き合おう」

幼「えっえっ…えっ!?!?!?!?」

男「さてこれで心置きなく食べれるな」

幼「待って!何が起きてるのっ!?」

男「良いから早くチョコを咥えるんだ!」

幼「いや、えっ、わかったけど…んむーっ///」

男「ごちそうさま」

幼「……」カアアア

男「?」

幼「…ううううううなんなのっ!」

男「ん?」

幼「ん?じゃないでしょっ!」

男「美味かったぞ」

幼「違うでしょっ!」

男「好きだぞ?」

幼「そうじゃなっ!それだ!」

男「落ち着けよ」

幼「むしろ何で男はそんな落ち着いてるの!何でそんな軽いノリなのっ!」

男「そんなつもりはないんだけどなー」

幼「だいたい今のだとチョコのために付き合うみたいだし!返事も聞かないし!もうなんなのっ!」

男「とりあえずチョコが食べたかったからな!」

幼「やっぱりチョコが目的なのっ?!」

男「もちろん身体も目的だ!」

幼「そんなカミングアウトいらなかったよっ!心は!心はどうしたのっ!」

男「好きだぞ?」

幼「軽いよっ!」

男「どうすりゃいいんだ…」

幼「うぅ…告白はもっとこう、ロマンチックなのに憧れてたのに…」

男「乙女だな」

幼「そうだよっ!うるさいよっ!」

男「でもさ」

幼「何…?」

男「いや、あのまま俺が普通に幼の口からチョコ食べてさ」

幼「うん」

男「あー美味しかった、じゃあまたな!ってやった方が良かったか?」

幼「それは…苦労した意味が…」

男「だから告白した」

幼「落差があり過ぎだよっ!もうちょっと何とかならなかったの?」

男「どんなのが望みだったんだ…?」

幼「それは…」

男「あーあのまま何もしないで痺れを切らして襲いかかってくる幼も見たかったなー」

幼「しないよっ!何なの襲われたいのっ?」」

男「襲われたいし襲いたい!」

幼「なっ//」

男「で、返事は?」

幼「なんでこのタイミングでっ?」

男「いや、勢いでキスまでしちゃったけどほんとに良かったのかなーって…」

幼「ダメだったらどうするつもりだったの…」

男「何してでも償っていくしかないかなとか?」

幼「何でもするの?」

男「もちろん!…え…あれ?ダメだったのかっ?!」

幼「じゃあダメってことにしよっかなー…」

男「そんな…」

幼「でも…」

男「?」

幼「ちゃんと告白からやり直してくれるなら許す!」

男「ロマンチックに?」

幼「ロマンチックに!」

男「わかった…ホワイトデーの時で良いか?」

幼「うぅ…それまで待たなきゃなの?」

男「さすがに今からやり直しはなー」

幼「じゃあやっぱりこのままで良い!」

男「はいはい」

幼「ほんとに好きなのっ?チョコのためじゃない?」

男「まだ疑ってんのか」

幼「冗談だけど…半分は」

男「好きだよ、ずっと好きだった!」

幼 カアアアアアアア

男「これでいいか?」

幼「うん…」

男「で、返事は?」

幼「私も…その…好きだよ」カアア

男「良かった」

幼「えっと…よろしくお願いします…」

男「こちらこそ」

・・・

男「ところでさ」

幼「んー?」

男「何で今年はなしにしようとしてたんだ?」

幼「今さらそれを聞くの…?」

男「いやもういいかなーと思って」

幼「まぁ…いいか」

男「おうおう、それで?」

幼「んー、私があげないと男は一個も貰えないかなーと思ってさ」

男「うん」

幼「で、落ち込んでるところに渡したら男なら喜んで抱き付いたりして来ないかなー…とか?」

男「抱きついて欲しかったのか?」

幼「まぁ…」

男「そうかー、そんな狙いがあったのかー…」

幼「なんか恥ずかしい…」

男「じゃあ抱きつくだけにしとくべきだったか」

幼「わかってていってるでしょ?」

男「勢い任せで後悔してないかなーとは心配してる」

幼「…ばかだなー」

男「まだ抱きついて欲しいのか?」

幼「えっ」

男「キスはしたけどそういうことしてないなーと思って」

幼「いいのっ?」

男「そのくらいいくらでも」

幼「やった!」

男「今年のバレンタインは無しとか言ってたのに」

幼「えへへー」

男「返しきれないもん貰っちゃったからな」

おわり
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すかい

Author:すかい
新しいものほど良くなってる。

なんてことはありません……

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